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昔、中世ヨーロッパ系のとある國での架空のお話。
その國は、シュワルツドラゴンを党首とし、守護龍神の七色の龍に統治されていた。
ここは元々ヒューマンであるエクスアベル十四世が平静統治していたが、10年前、ある者の謀反により、エクスアベル一世が戦いの末封印した、シュワルツドラゴンが、1千年の封印より開放され、ヘプトキア城を襲撃し、城主であったエクスアベル十四世を襲い崩御させてしまった。
賢者であるワイスドラゴンは、それを事前に察知していたため、洗脳は免れ、来るべきシュワルツドラゴンとの戦いに備え、ミドルハーフォードと、ウェードリックスの間にある、アングレン最高峰のランベリスノー山の洞窟に篭り、人々に祝福の光を与えて防御していたが、シュワルツドラゴンとの激闘の末、ランベリスノー山は封印され、光を失くした。
國崩壊後、アングレン騎士団の生き残りは、ノーザンブルグにギルドを作り、拠点を持った。彼らは自らをフリーデンナイツと名乗り、シュワルツドラゴンと一進一退の攻防をしていたが、徐々に排除され、無法地帯となり、山賊や盗賊がはびこる世になった。
今回はノーザンブルグ内にある妖精の国での話。 |